The Lemon Twigs『Do Hollywood』(2016)レビュー:早熟な才能が紡ぐ、時代を超越したポップ・マジック
アルバム
ジャケット

アーティスト
The Lemon Twigs ザ・レモン・ツイッグス
アルバムタイトル
Do Hollywood
レビュー
2016年、ニューヨークから突如として現れたダダリオ兄弟によるバンド、The Lemon Twigs。
ダダリオ兄弟の兄であるブライアン・ダダリオが3月21日生まれということで、デビューアルバム『Do Hollywood』を改めて聴いてみました。
このアルバムは、10代にして60年代から70年代のポップ・ミュージックの魔法を現代に蘇らせた彼らの早熟な才能と、その独創性に満ちたサウンドで、まさに「時代を超越したポップ・マジック」と呼ぶにふさわしいと思います。
このアルバムを聴くと、まず感じるのは、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、トッド・ラングレンといった偉大な先人たちへの深い敬愛です。
しかし、彼らは単なる模倣に終わることなく、それらの要素を独自の解釈で昇華させ、このバンドならではのバロック・ポップやパワー・ポップへと進化、解釈して鳴らしています。
華やかで複雑なアレンジの中に、どこか懐かしさを感じさせるメロディが散りばめられていて、彼らの音楽は、まるでタイムカプセルを開けたかのような、そんなワクワク感を与えてくれるようです。
特に、兄であるブライアン・ダダリオのマルチな才能は、このアルバムのサウンドを形成する上で欠かせない要素だと思います。
ボーカル、ギター、ドラム、キーボード、ヴァイオリン、チェロ、トランペットまで、様々な楽器を操り、アルバムの複雑で華やかなアレンジに大きく貢献しています。
彼の才能が、アルバム全体に一貫した世界観と、予測不能な展開の面白さをもたらしているんじゃないかなと思います。
「These Words」や「As Long As We’re Together」といった楽曲を聴けば、その瑞々しいメロディと、時に大胆に、時に繊細に変化するサウンドに、きっと心を奪われることでしょう。
彼らの音楽は、単なるロックというよりも、まるでミュージカルを観ているかのような、ドラマティックな感動を与えてくれます。
『Do Hollywood』は、過去の音楽へのリスペクトと、未来への挑戦が同居するアルバムだと思います。
彼らが鳴らす音は、単なるノスタルジーではなく、新しい世代にも新鮮な驚きと感動を与えてくれるはずです。
洋楽ロック好きはもちろん、良質なメロディを求める新しい世代には、ぜひこのアルバムを聴いてみてほしいですね。
バンドが紡ぎ出す、時代を超越したポップ・マジックに、あなたもきっと魅了されることでしょう。
国内盤CD
トラックリスト
1. I Wanna Prove to You
2. Those Days Is Comin’ Soon
3. Haroomata
4. Baby, Baby
5. These Words
6. As Long As We’re Together
7. How Lucky Am I?
8. Hi+Lo
9. Frank
10. A Great Snake
Spotify
私の視聴環境
Creative Pebble ブラック
音声入力3.5mm ピンプラグ接続
電源USB端子接続 低音用
パッシブラジエーター搭載
出力4.4W アクティブ スピーカー
SP-PBL-BK







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