【おすすめの洋楽ジャズレコード】Waltz for Debby(1961)/ BILL EVANS TRIO
ジャズの初心者ということで、とりあえず有名どころを聴いていこうとしています。
ビル・エヴァンスは、過去に記事を書いています。
今回は、ビル・エヴァンス・トリオという名義で有名な、米国ニューヨークのジャズクラブ「ヴィレッジヴァンガード」で行ったライヴを収録した『Waltz for Debby』を確認します。
ジャケット
ジャケット表面です。
こちらは裏面です。
ディスクはパープルのカラーヴァイナルで180gです。
レビュー
やはり今回も、ビル・エヴァンスというとアルバムタイトルと同名曲 # Waltz for Debby が先に挙がってしまいますが、そもそもこのレコードはライヴ盤ということで、それなりにライブという特有のパフォーマンスが、ロックの時とどのように違っているのか興味がありました。
曲調にもよると思いますが、ライヴ盤でもしっとりと落ち着いて聴くことができ、ロックをメインに聴いていた私に取って、意外にも心地よい感覚を得られたように思います。
また、ライヴなので、曲が終わるごとに観客から沸き起こる拍手も、どこか優雅さが垣間見れるような気がします。
# Waltz for Debby も、『New Jazz Conceptions』とは尺が異なり長くなっています。
ライブ盤だからなのかはわかりませんが、アレンジも大変良いと思います。
また、当時この『Walts for Debby』の収録から11日後、ベーシストのスコット・ラファロが交通事故死してしまい、ショックを受けたエヴァンスはしばらくピアノに触れることが出来なかったようです。
本人だけでなく、周囲の人間にもいろいろなストーリーがあったようですね。
ただ、この作品に耳を傾けることに集中すれば、素晴らしい演奏とその空気感が伝わるでしょう。
ストレスなく身体が自然と受け入れられる、入門者におすすめのレコードではないでしょうか。
トラックリスト
[Side A:]
01. My Foolish Heart
02. Waltz For Debby
03. Detour Ahead
[Side B:]
04. My Romance
05. Some Other Time
06. Milestones
07. I Love You Porgy
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