【レコード】Aladdin Sane(1973)/ DAVID BOWIE
およそ3ヵ月という長期間開催されていた『DAVID BOWIE is』が、あまりにも良かったことと、その場の視覚のイメージとして印象的だった光景、そしてタワレコのまとめてセールのタイミングもあり(笑)、いずれ買おうとしていたアルバムの一つ、DAVID BOWIE(デヴィッド・ボウイ)の1973年リリース『Aladdin Sane』のレコードです。
全10曲、内1曲がカバーで、なんといってもジャケットの印象は正に”デヴィッド・ボウイ”という存在を反映させているように思います。
ジャケット、アイテム
レビュー
デヴィッド・ボウイが好きだ、お気に入りだ、と言いつつも、#「Drive In Saturday(ドライヴ・インの土曜日)」と#「The Jean Genie」は把握していましたが、『Aladdin Sane』全体を通しては、今回初めて聴きました。
ボウイの最高傑作の一つとしてこのアルバムを挙げるファンも多いみたいですね。
1曲目#「Watch That Man(あの男を注意しろ)」から飛ばしていく方向なのかと思いきや、次曲アルバムタイトルと同名#「Aladdin Sane」では、ピアノが美しくセクシーです。また、そのピアノが中盤から後半あたりに変則的な展開をみられるのも面白いと思います。
最終曲#「Lady Grinning Soul(薄笑いソウルの淑女)」、これもまた綺麗だなと思います。
全曲ピアノが目立っているかと言われればそうではありませんが、個人的にはピアノの印象が残るアルバムだと感じました。
また、ストーンズの代表曲の一つ#「Let’s spend The Night Together(夜をぶっとばせ)」のカバーが収録されています。本家よりも飛ばしている感じがしますが、それはそれでかっこよく歌われています。
音楽性、ファッション性、ボウイ自身の感性は、やはりこの時期が一番の象徴になるのでしょうか。印象的なジャケットは、ようやくかっこいいと思い始めています(笑)。
それにしても、『ジギー・スターダスト』が『Aladdin Sane』の前にあったということが、なんだかすごいなと感じます。リアルタイムで聴いていたら、よくわからず、混乱していただろうなと少しだけ思います。
トラックリスト
01. Watch That Man(あの男を注意しろ)
02. Aladdin Sane
03. Drive In Saturday(ドライヴ・インの土曜日)
04. Panic In Detroit(デトロイトでのパニック)
05. Cracked Actor(気のふれた男優)
06. Time(時間)
07. The Prettiest Star
08. Let’s Spend the Night Together(夜をぶっとばせ)
09. The Jean Genie
10. Lady Grinning Soul(薄笑いソウルの淑女)
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