【レコード】Cheap Thrills(1968)/ BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANY
2018年になって初めて購入したレコードは、 Big Brother And The Holding Company(ビッグ・ブラザー & ザ・ホールディング・カンパニー)の2nd作『Cheap Thrills』です。
アーティスト名義がビッグ・ブラザー & ザ・ホールディング・カンパニーですが、Janis Joplin(ジャニス・ジョプリン)としての印象が強い作品ともいえますね。
ジャケット、アイテム
レビュー
一通り聴いて思ったのが、熱量のスゴさです。
冒頭#「Combination Of The Two」から、いい意味で泥臭さがあるようなガレージサウンドと、ジャニスの唯一無二な圧倒的な歌声がビリビリと伝わってきます。
#「Summertime」は渋いですね。女性ボーカルでここまで渋いと感じたことは無いくらいです。
一番のお気に入りというか、この曲のためだけにこのレコードを買ったと言っても過言ではない、#「Piece Of My Heart(心のカケラ)」は個人的に最強のトラックですね。
力強さ、という表現を何度使っても足りない、まさに圧巻、ジャニスのようなシンガーこそ、唯一無二という言葉がよく当てはまります。
最終曲#「Ball And Chain」も大作ですね。
ジャニス・ジョプリンという偉大なシンガーが注目されがちですが、このアルバムのアーティスト名義は”Big Brother And The Holding Company”であり、演奏する彼らの凄さも際立っています。
ジャニス・ジョプリンが、なぜ伝説的であり、孤高であり、偉大であるのか。
彼ら(Big Brother And The Holding Company)も含めての熱量を、このレコード(アルバム)から感じとれるのではないでしょうか。
何かしら吹っ切れたい、きっぱりとけじめをつけたいような気持や決断が必要だったり、心が揺さぶられる感覚を求めるのにオススメです。
トラックリスト
[SIDE 1]
01. Combination Of The Two
02. I Need A Man To Love
03. Summertime
04. Piece Of My Heart
[SIDE 2]
05. Turtle Blues
06. Oh, Sweet Mary
07. Ball And Chain
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