【おすすめの洋楽】So Long, Astoria(2003)/ THE ATARIS

楽曲, 音楽

所謂ポップパンクという形容(後にエモ)が盛り上がっていた世代のバンドの一つとして個人的にはとらえているのが、このThe Ataris(ジ・アタリス)です。

米国カリフォルニア出身のロックバンドです。

ジャケット

THE ATARIS So Long, Astoria

レビュー

アルバム通算としては4枚目になりますが、メジャーとしはデビュー作となる『So Long, Astoria』です。

所謂ポップパンクやメロコア系に分類され、冒頭の「So long, Astoria」が個人的にお気に入りで、単純なメロコアとは分類しがたいエモーショナルな疾走感とヴォーカルが良いですね。

こういうバンドには想像もつかなかった、どこかノスタルジックな雰囲気さえ意識してしまいます。

カバー曲の「The Boys Of Summer」の影響もあり、アルバムは50万枚以上を売り上げ、ゴールド・ディスクを獲得しています。

「The Boys Of Summer」

 

本国のみならず、ヨーロッパツアーなども精力的に行うなど、このアルバムをきっかけに、映画のスパイダーマン2のサウンドトラックに参加するなど、着実に総合的な力量をつけていったことでしょう。

この他、「In This Diary」、「The Saddest Song」をシングルリリースするなど、このアルバムが総合的に評価されたことが理解できます。

「In This Diary」

「The Saddest Song」

在籍していたメンバーが10人以上もいることから、バンドという一つの体制としての安定性に疑問というか、心配もしてしまいますね(笑)

多様性として、バンドが良い方向に導かれるようになればと思います。

トラックリスト

01. So Long, Astoria
02. Takeoffs And Landings
03. In This Diary
04. My Reply
05. Unopened Letter To The World
06. The Saddest Song
07. Summer ’79
08. The Hero Dies In This One
09. All You Can Ever Learn Is What You Already Know
10. The Boys Of Summer
11. Radio #2
12. Looking Back On Today
13. Eight Of Nine
14. I Won’t Spend Another Night Alone
15. The Saddest Song – Acoustic


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