【おすすめの洋楽】Lover(2019)/ TAYLOR SWIFT

2019年11月7日楽曲, 音楽

もはや世界的な女性アーティストという括りだけでは収まりきらない米国のシンガー(ソングライター)である、Taylor Swift(テイラース・ウィフト)の7作目のアルバム『Lover』です。

前作『Reputation』は聴いたことがなく、機械的でダークな印象を持った方が多かったようですが、今作では以前の状態に戻った、復活したなどといった声が多いようですね。

ジャケット

TAYLOR SWIFT Lover

レビュー

ロック系統の分野を主に聴いているので、テイラー・スウィフトの魅力とは何なんだろうとふと考えた時、アーティストとして表現する者としてはもちろん、人間的な面で世界中で評価されている印象でした。

しかし、個人的に今作から初めて本格的に楽曲を聴いてみたところ、寛容な精神や、自由や愛といった人間が求める幸福とされる物事に積極的に関りを持つということも含め、「Lover」で歌われている内容は、ごく普通に実感した素直な気持ちを表したような、実はシンプルなものがあるからではないかと感じました。

「Lover」

 

テイラー・スウィフトだけではなく、多くのアーティストも一人の人間であり、ごく普通に感じる感情があるはず。

それを素直に表現する方法は様々で、手紙だったり、メールだったり、SNSだったり、音楽にもなったりするということでしょう。

そういったことを思えば、可愛らしさがナチュラルに伝わるようです。

楽曲に重きを置けば、カントリー・ミュージックバンドである3人組のディクシー・チックスをフィーチャリングしている「Soon You’ll Get Better(feat. Dixie Chicks)」はハーモニーの美しさがありますね。

「You Need To Calm Down」は賛否両論ある内容としても話題になったようですが、昨今のSNS時代にも絡めた鎮痛剤のような楽曲だと個人的には思いました。

「You Need To Calm Down」

 

パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーとのフィーチャリングトラック「ME!」は、面白い世界観を表現したミュージックビデオも面白いと思います。

「ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco)」

 

音楽の活動だけでなく、社会貢献も含めた多くのシーンに関りを持っているテイラースウィフト。

今後さらに、どういった影響を及ぼすような存在になるのでしょうか。

全米だけでなく、世界中が注目することでしょう。

トラックリスト

01. I Forget That You Existed
02. Cruel Summer
03. Lover
04. The Man
05. The Archer
06. I Think He Knows
07. Miss Americana & The Heartbreak Prince
08. Paper Rings
09. Cornelia Street
10. Death By A Thousand Cuts
11. London Boy
12. Soon You’ll Get Better(feat. Dixie Chicks)
13. False God
14. You Need To Calm Down
15. Afterglow
16. ME!(feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco)
17. It’s Nice To Have A Friend
18. Daylight