【おすすめの洋楽】folklore(2020)/ TAYLOR SWIFT

楽曲, 音楽

世界的な人気を誇るTaylor Swift(テイラー・スイフト)が、いきなり新しいアルバム『folklore』を発表しました。

ジャケット

TAYLOR SWIFT folklore

レビュー

アルバムタイトル『folklore』というのはどういう訳なんだろうと思いググって調べてみると、”民間伝承”と出ました。

意味的には、人々に伝え継がれているものであることを強調する際に用いられるらしく、白黒のジャケット写真がそういった雰囲気を醸し出しているようにも見えてきました。

というか、ジャケットはかなり好きなテイストですね。

音楽の内容としては、昨年リリースされた『Lover』を聴いていたばかりということもあり、美しさやエモーショナルではあるものの、どこかナチュラルさがあるような感じがします。

『Lover』が人間の感情的温もりだとすれば、『folklore』はその温もりをとりまくあらゆる環境から見たナチュラルな様子も付加されたような雰囲気があるのでは?と感じています。

「cardigan」
 

歌詞の内容については翻訳されたものを見なければわかりませんが、サウンド的に落ち着き気味だという印象を受けています。

フィーチャリングされているBon Iverもヴォーカルをとる「exile」は、このアルバムによくフィットしているのではないかと思います。

ひとくくりにフォークといった表現ではないものの、他のアーティストではなし得なかった雰囲気があるように思います。

個人的にお気に入りなのは「betty」ですかね。

メロディ構成がとても好きです。

「exile (feat. Bon Iver)」

「betty」

「hoax」
 

リリース形態は、配信はもちろん、昨今多くなってきたCD、レコード、カセットといった物理的なものに変わりありませんが、輸入盤CDは8月、カセットは9月、レコードは11月頃のリリースで、配信以外のメディアではボーナストラックが追加されているので、販売戦略的な意図もあるのかもしれません。

トラックリスト

01. the 1
02. cardigan
03. the last great american dynasty
04. exile (feat. Bon Iver)
05. my tears recochet
06. mirrorball
07. seven
08. august
09. this is me trying
10. illicit affairs
11. invisible string
12. mad woman
13. epiphany
14. betty
15. peace
16. hoax