【おすすめの洋楽】Inside In / Inside Out(2006)/ THE KOOKS
2020年6月、新型コロナウイルス影響での緊急事態宣言が解除されて初めての月替わりです。
不安、自粛が続いた中で、時期的には梅雨ではありますが、明るく過ごしていきたいものですね。
6月の洋楽鑑賞1発目は、The Kooks(ザ・クークス)のデビューアルバム『Inside In / Inside Out』です。
ジャケット
レビュー
どこにでもありそうな、若さゆえにある疾走感もありますが、クークスはただ速いだけではない純粋さも持ち合わせています。
卓越したソングライティングと演奏力は、英国政府が新設したミュージシャンを養成する音楽系カレッジで学んだことが一つの要素かもしれませんが、決して”特別ではない特別“を感じられるバンドです。
デビューした2006年というと、個人的に圧巻だったのがアークティック・モンキーズでしたが、同じように純粋なギターロックバンドでよく聴いていたのがこの1stアルバムです。
全英初登場9位でしたが、じわじわとセールスを伸ばし、結果的には翌年10月6日まで計74週にわたって全英アルバム・チャート(75位以内)にランクインして、英国の売り上げは130万枚を超えています。
そして、なんといってもこのアルバムの肝となるのが「Naive」ではないでしょうか。
タイトル通り、ロックンロールのナイーヴさ、クークスというバンドのナイーヴさが垣間見れるような、とくにこれはライヴで見ることをおすすめしたいくらいです。
バンドのメンツも明るい雰囲気があり、サマーソニックで初めて見たときは十分楽しめました。
数年たって改めて聴いてみると、ヴォーカルもロックンロールな声質で、アークティック・モンキーズがあまりにも取り上げられていた影響もあり、少々姿が隠れてしまったような感じもしましたが、十分な実力のあるバンドなので、定期的に来日してライブをやってほしい貴重な存在ですね。
トラックリスト
01. Seaside
02. See The World
03. Sofa Song
04. Eddie’s Gun
05. Ooh La
06. You Don’t Love Me
07. She Moves In Her Own Way
08. Matchbox
09. Naive
10. I Want You
11. If Only
12. Jackie Big Tits
13. Time Awaits
14. Got No Love
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