【おすすめの洋楽】Let It Bleed(1969)/ THE ROLLING STONES
ザ・ビートルズの『Abbey Road』と同じく、ザ・ローリング・ストーンズの『Let It Bleed』も2019年12月でリリース50周年を迎えます。
ジャケット
レビュー
今なお活動しているレジェンドバンドであるストーンズのアルバムの中で、評価の高い部類に入るアルバムです。
冒頭の「Gimme Shelter」は、当時のベトナム戦争の影響を大きく受けたトラックですが、個人的にストーンズの曲の中でお気に入りを挙げるなら、必ず候補にします。
なんというか、ヒリついたような歌詞が突き刺ささりますが、音楽的な雰囲気としてはかなりクールで良いですね。
ロバート・ジョンソンのカバーですが、「Love in Vain むなしき愛」も好きですね。
「You Got the Silver」は、ボーカルがミック・ジャガーではなく、キース・リチャーズが全編とっているのと、重要人物であるブライアン・ジョーンズが参加した最後のトラックでもあります。
また、最終曲「You Can’t Always Get What You Want 無情の世界」も好きです。
凡そ7分半という尺の長い大作で、思い通りにいかない人生、欲しいものが手に入るとは限らない、しかし、やってみなけりゃどうなるかわからないといったような内容が、激しすぎず、熱すぎない熱量のサウンドで前向きに捉えられます。
アルバム単位でストーンズをほとんど聴いてこなかったせいか、どの曲がどのアルバムにあるのかなど、同時期に活動していたビートルズなどに比べて疎いですが、ようやく自分の中でストーンズ熱が沸き始めたのはここ数年なので、新たな発見を楽しんでいこうと思います。
トラックリスト
01. Gimme Shelter
02. Love in Vain むなしき愛
03. Country Honk
04. Live With Me
05. Let It Bleed
06. Midnight Rambler
07. You Got the Silver
08. Monkey Man
09. You Can’t Always Get What You Want 無情の世界
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