【おすすめの洋楽アルバム】Lifeforms(2021)/ ANGELS & AIRWAVES
アルバム
ジャケット
アーティスト
Angels & Airwaves エンジェルズ・アンド・エアウェーブズ
アルバムタイトル
Lifeforms
レビュー
元blink-182のトム・デロングが立ち上げたバンド、エンジェルズ・アンド・エアウェーブズによる新しいアルバム『Lifeforms』を一通り聴きました。
blink-182とは異なり、ロックサウンドに翼が生え、宇宙空間を自在に飛び回るような、エレクトリックで、時折際立つソリッドなメロディがかっこいいと思います。
1stアルバム『We Don’t Need to Whisper』のリリースが2006年だったので、今作で5作目となる15年の間にメンバーの脱退等もあったようですが、よりサウンドの深みや展開が容量を増し、ロックそのものの純粋さも失わないコントロールをトム・デロングがしっかりできていたのではないかと思います。
とはいえ、いわゆるハードコア、エモといったパンキッシュな面もあり、blink-182とは異なる次元で存在するエンジェルズ・アンド・エアウェーブズの今作のトラックにもきちんと散りばめられているように思います。(「Kiss & Tell」とか)
「Restless Souls」や2019年に既に先行して公開されていた「Rebel Gril」が意外にも聴きやすいと感じた気もしますが、単なる聴きやすさだけでなく、メロディラインとリフレインの増幅がより変化した佳曲だと感じます。
2021年5月にはファンクラブ「Empire Club」を設立するなど、パンデミックの最中でも、バンドそのものの活動が留まる様子がなく、クリエイティブな活動を今後も続けていってもらいたいと思いました。
トラックリスト
01. Timebomb
02. Euphoria
03. Spellbound
04. No More Guns
05. Losing My Mind
06. Automatic
07. Restless Souls
08. Rebel Girl
09. A Fire In A Nameless Town
10. Kiss & Tell
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