【おすすめの洋楽ジャズ】Not Too Late(2007)/ NORAH JONES
秋の夜長にぴったりで、ゆったりと紅茶でも飲みながら聴いていたいNorah Jones(ノラ・ジョーンズ)の歌ですが、今回は3rdアルバム『Not Too Late』についてです。
ジャケット
レビュー
ノラ・ジョーンズについて話す時、デビュー作の「Don’t Know Why」がどうしても出てきますが、グラミー賞複数部門受賞、ジャズ界にもロック界にも影響をもたらしたことを考えると、オーディエンス側としては特に気にしていないし、むしろ高い評価だという感覚です。
そして、実はこのアルバムではじめて全曲の作詞、作曲を行ったこともあり、シンガーソングライターとしてのノラ・ジョーンズを聴くことができ、ジャズという枠にとらわれず、カントリーチックな面、フォークチックな面も表現されています。
賛否両論あるようですが、この感覚こそが彼女のやってみたいこと、実験的な意味合いは無いにしても、表現する方法の一つだと思っています。
先行シングルの「Thinking About You」をはじめ、「Not Too Late」「Sinkin’ Soon」「Until The End」「Be My Somebody」など、彼女が一アーティストとしての本能がもたらした結果だと思います。
「Thinking About You」
本作の発表前に、バンドを組んで作品をリリースしていることから、アーティストとしてのチャレンジ精神もあり、彼女のジャズへの向き合い方、音楽への向き合い方に、ピュアかどうかの見定めのようなことをなぜか当時個人的にしていましたが、そんなものはどうでもいいですね(笑)
10年以上経ってはいますが、改めて聴いてもいいものはいいですね。
トラックリスト
01. Wish I Could
02. Sinkin’ Soon
03. The Sun Doesn’t Like You
04. Until The End
05. Not My Friend
06. Thinking About You
07. Broken
08. My Dear Country
09. Wake Me Up
10. Be My Somebody
11. Little Room
12. Rosie’s Lullaby
13. Not Too Late
14. 2 Men (Japan bonus)
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