【おすすめの洋楽】Over The Counter Culture(2004)/ THE ORDINARY BOYS

楽曲, 音楽

英国の伝統的ともいえるブリットポップ調のサウンドにメロディー、70年代のモッズ風ヴォーカルとセンスを持ったThe Ordinary Boys(ジ・オーディナリー・ボーイズ)のデビューアルバムです。

2008年に解散して、2011年に再結成しています。

ジャケット

THE ORDINARY BOYS Over The Counter Culture

レビュー

このバンドの印象は、正直言って”迷走”だったように思います。

センスを備えながら、続くセカンドアルバムの売れ行きが芳しくなく、レーベルとの契約を解除されていて、ヴォーカルのプレストンが英国の人気テレビ番組に出演し、それがウケたこともありセカンドアルバムはチャートを再浮上したというエピソードを持っています。

続くサードアルバムで良好なヒットを飛ばすも、2008年に解散を発表しています。

さて、このデビューアルバムについてですが、初めて聴いた時ヴォーカルが70年代のモッズ・パンクそのまんまだと思いました。

過去のサマソニ出演時に、実際にその音を確かめることもできました。

アルバムと同名の一曲目「Over The Counter Culture」は、ライヴでも冒頭に持ってきており、一気にオーディエンスのエンジンを爆発させ、「Week In Week Out」「Talk Talk Talk」など、随所にスマッシュヒットを飛ばし、それにオーディエンスもしっかりと応えていました。

最後はデビュー曲「Maybe Someday」でオーディエンスをさらに燃え上がらせていた記憶があります。

一方で、デビューから解散まで早く感じたのも事実です。

しかし、彼らの青春そのもだったのかもしれないと今更になって思ってみたりもします。

ドラマーが下手過ぎて、演奏が止まるだのという問題も抱えていたような情報もあったような(笑)
(すぐさまクビになって新メンバーに交替したようですが・・・)

パンク、スカといった要素もあるので、もっともっと目立った活動をしてほしいような気もします。

今活動しているのかはわかりません。

トラックリスト

01. Over the Counterculture
02. The List Goes On
03. Week in Week Out
04. Talk Talk Talk
05. Little Bitch
06. Settle Down
07. Weekend Revolution
08. Maybe Someday
09. Just a Song
10. Seaside
11. In Awe of the Awful
12. Robots and Monkeys


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