【その他】日本のレコード産業2018(日本レコード協会)

2018年4月9日

日本のレコード産業2018

日本レコード協会は、「日本のレコード産業2018」という2017年のレコード産業の概要を網羅した情報媒体を発行しました。

なにやらこれは、同協会が毎年発行している「日本のレコード産業」の最新版で、レコードの生産実績、音楽配信売上、新譜・カタログ数などの情報を載せているものとのことです

2017年の概況

とりあえずこういった統計データでなんとなくでも情報がわかるのは興味深いことだと思ったので早速チェックしました。

2017年度における状況として、まずは音楽ソフトの総生産が、

・CDアルバム 1億179万枚/巻(前年比97%) 金額 1,297億円(同98%)
・CDシングル 5,050万枚/巻(前年比93%) 金額 410億円(同96%)
・アナログディスク 106万枚(前年比133%) 金額 19億円(同132%)

となっていて、アナログディスは4年連続で数量と金額どちらも大きく伸び、アナログディスクの100万枚超えは、2001年以来16年ぶりだそうです。

レコードやカセットの人気が再燃しているという情報をよく見聞きしますが、やはり数字になってこうやって表われますね。

音楽の映像としては、

・音楽DVDが 3,940万枚/巻(前年比94%) 金額364億円(同84%)
・音楽ブルーレイディスク 868万枚/巻(前年比88%) 金額が218億円(同89%)

となり、音楽ビデオ全体でも数量・金額とも前年を下回る結果となったようです。

そして今や主流と言っても過言ではない音楽配信は、金額で573億円(前年比108%)となり、4年連続の増加なのだそうです。

・ダウンロード 1億1087万ダウンロード(前年比96%) 金額は271億(同99%)

この内シングルトラックについては数量(1億49万ダウンロード、前年比95%) 金額(166億円、前年比95%)だったものの、アルバムは数量(928万ダウンロード、前年比111%) 金額(102億円、前年比107%)ともに前年を上回っています。

ストリーミングは金額で263億円となり、音楽配信売上金額の区分別シェア率では、ダウンロードが47%、ストリーミングが46%となったとのことです。

やはりストリーミングに多くのリスナー、ユーザーが流れていますね。

この流れはむしろ当然だと思います。

生産・配信の概況、統計

配信以外の音楽ソフト数量、音楽ソフト金額、音楽配信数量は右肩下がりで、当然ですが、生産金額も右肩下がりです。

12cmCDアルバム生産金額の推移

日本のレコード産業2018

上記のグラフと比例するように、レコード・CDレンタル数も右肩下がりです。

レコード・CDレンタル店数の推移

日本のレコード産業2018

そういえば、近くのレンタルショップが閉店でセールをしていた、ということを何回か聞いています。
データを見ることで、徐々に減っていることを実感しますね。

ちなみに、2017年のミリオン認定作品は、ダブルミリオンのアルバムが、安室奈美恵さんの『Finary』で、シングルはAKB48の『願いごとの持ち腐れ』とのことです。

ミリオンは、アルバムは無く、シングルでは、AKB48、乃木坂46といったアイドル系のアーティストが7作品でした。

有料配信のダブルミリオンは、AIさんの『Story』、ミリオンは5作品ありました。

※認定基準
ゴールド:10万以上
プラチナ:25万以上
ダブル・プラチナ:50万以上
トリプル・プラチナ:75万以上
ミリオン:100万以上
2(ダブル)ミリオン:200万以上

なお、日本レコード協会使用料等徴収額として、二次使用料は増加の傾向にありますね。

●二次使用料

日本のレコード産業2018

2007年は47.8億円だったのが、2016年では70億円を超えています。
二次使用料というのはそもそもどういうことなんでしょうか?

備考に、放送用複製使用料および送信可能化使用料を含むとありますが、単純に他者がどこかで使わせてくださいということによるものなのでしょうか。

音楽業界も終わりですな?

産業的な側面としては、全体的に右肩下がりですね。

何年か前、知人と音楽の話になった時、詳しいことは忘れてしまいましたが、音楽業界の行く末について、

音楽業界も終わりですな

と、なぜか得意げに言っていましたが、あながち間違いではないような雰囲気ですね。

最近では、ギターメーカーで有名なギブソンの経営が危ういといったニュースも見聞きします。もはや時間の問題といってもいいかもしれません。

それを象徴するかのように、チャートにギターをメインとした、バンドやアーティストがあまり見受けられませんね。

寂しい感じもしますが、今やギターが無くとも、パソコン等のハイテク機器で作曲ができますし、ヴォーカルだって割とどうにかなるようになりました。

栄えるものもあれば、反対に衰退する面もあるんですね。

個人の統計と今後

データが出ることで、業界の状況が少しでもわかりますが、私個人としては、音楽を買う頻度はどうなのかと思ったとき、さほど変化は無いと思っています。

ここ1,2年はレコードプレーヤーを買ったこともあり、CDの購入数は減ったかもしれませんが、レコードという媒体を買うようになったので、そういった意味では変わらないかなと思います。

とりあえず、CDは年間で20枚前後を買っています。

やはり実物が手元にあるのがいいですね(笑)

増えすぎると正直邪魔なんですが、ジャケットも含めてそれが近くにあるのが良いんです。

レコードなら大きいのでなおさらですね。

しかしながら、定期的に購入している音楽雑誌の内容は、正直面白みが無くなっています。

有名マガジン「NME」が紙媒体の発行を辞めることを決めましたが、日本の洋楽専門誌もいずれその時が来るのかなぁと思いつつも、私のようにデータを買わずに実物を買う人がまだまだ多い日本では、もう少し残るのかなぁと思いますが、こればかりはどうなるかわかりません。

デヴィッド・ボウイが、いずずれ音楽は、電気や水のように垂れ流れるといったような発言をしていましたが、まさにそれが今ですね。

インターネットが出たことは、少なからず音楽業界にも影響を及ぼしていますね。

また、データに新たに加えてほしいのが、ライブやイベントの生産総額です。

ここ数年は、世界各地で様々なフェスが開催されています。

SNSのおかげで、ライブやイベント情報の確認も容易になってきましたし、アーティスト側もCDが売れないことを認識して、ライブに力を入れているように感じるんですが、そうでもないですかね?(笑)

とりあえず、フェスの売り上げも気になってきます。

多数のアーティストが集まるが故に、データの収集がどのようになるのか難しいこともあるかもしれませんが、いつか見てみたいですね。

今回のデータの詳細は下記のリンク先に掲載されています。

気になる方は確認してみてください。

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