Deep Purple『Machine Head』(1972)レビュー:ハード・ロックの極致、様式美と衝動が交差する金字塔
アルバム
ジャケット

アーティスト
Deep Purple ディープ・パープル
アルバムタイトル
Machine Head
レビュー
1972年、ハード・ロックの黄金時代を決定づけたディープ・パープルの名盤です。
半世紀以上経った今も全ロックのバイブルとして君臨する本作は、緻密な様式美と剥き出しの衝動が融合したハード・ロックですね。
洋楽ロックを愛する者にとって避けては通れない聖典と捉えることもあるかもしれません。
8月19日生まれのフロントマン、イアン・ギランの驚異的な歌唱力もいいですね。
地を這う低音から超高音のシャウトまでを自在に操る、屈指のヴォーカリストの一人。
オープニングの「Highway Star」のスリリングなスピード感と彼のパワー溢れる歌声に、アドレナリンが噴出するのを感じますね。
歴史的なリフの「Smoke on the Water」や、即興演奏の極致を見せる「Lazy」。
リッチー・ブラックモアの鋭利なギターとジョン・ロードの重厚なオルガンが火花を散らす様は、まさに様式美の極致を体現していますね。
強固なリズム隊が作る土台の上でメンバーが才能をぶつけ合う姿は、ロック好きにとって至福の体験と言えるでしょう。
「Pictures of Home」の哀愁や「Maybe I’m a Leo」のグルーヴなど、多彩な色彩も魅力です。
モントルーでの火災というトラブルから生まれた背景も含め、当時の彼らが持っていた代えがたい「熱量」が封じ込められているように思えてなりません。
ディープ・パープルはテクニックと情熱が最高次元で融合した理想郷のようにも思いまうs。
リリースから50年以上経った今も音像は古びることなく、本物のロックを求めているのなら、ぜひ手に取ってみてください。
トラックリスト
1. Highway Star
2. Maybe I’m a Leo
3. Pictures of Home
4. Never Before
5. Smoke on the Water
6. Lazy
7. Space Trucking
Spotify
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