Inhaler『It Won’t Always Be Like This』(2021)レビュー:眩いばかりの光を放つ、新世代ギター・ロック

楽曲, 音楽

アルバム

ジャケット

アーティスト

Inhaler インヘイラー

アルバムタイトル

It Won’t Always Be Like This

レビュー

2021年、パンデミックの最中にリリースされた本デビューアルバムは、「ずっとこのままではない」という希望と若さゆえの焦燥感が同居しており、心を掴む魅力に溢れています。

最大の武器は、8月17日生まれのフロントマン、イライジャ・ヒューソンの圧倒的なスター性と歌声です。

U2のボノを父に持つ巨大な背景を背負いながらも、自らの力で道を切り拓く不屈の精神を持っていますね。

表題曲の「It Won’t Always Be Like This」は、スケール感のあるサウンドと彼の伸びやかなボーカルに、新しい時代の幕開けを感じるようでもあります。

80年代のポスト・パンクの影響を感じさせつつ、現代的なインディー・ロックへと昇華させたセンスが光ります。

It Won’t Always Be Like This

「My Honest Face」や「Cheer Up Baby」で見せるキャッチーなフックと疾走感。

ジョシュ・ジェンキンソンの鋭いギターと強固なリズム隊が一体となり、スタジアムを揺らすような壮大な景色を描き出しています。

My Honest Face

イライジャ・ヒューソンの描く歌詞も、若者の不安や孤独をストレートに表現しており、心に深く響きます。

Cheer Up Baby

彼の歌声は、時に挑発的に、時に繊細に、私たちの情熱を呼び覚ましてくれるようですね。

インヘイラーの音楽はギター・ロックの興奮と希望を再確認させてくれる存在ではないでしょうか。

このデビュー作は、最高に不敵で美しい「夜明け」だと思います。

When It Breaks

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国内盤CD

輸入盤CD import CD

レコード盤 Record LP

トラックリスト

1. It Won’t Always Be Like This
2. My Honest Face
3. Slide Out the Window
4. Cheer Up Baby
5. A Night on the Floor
6. My King Will Be Kind
7. When It Breaks
8. Who’s Your Money On? (Plastic House)
9. Totally
10. Strange Time to Be Alive
11. In My Sleep

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私の視聴環境

レコードプレーヤー TEAC TN-350

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