【レコード/CD】Is This It(2001)/ THE STROKES
ロックンロールリバイバルと言われても、当時どういうことかわからず、とりあえず話題にもなっていたので聴いてみようと思って聴いたのがこのストロークスの1st『Is This It』です。
しかし、その後の流れで登場したアーティストに間違いなく影響を与えたバンドであり、スタイリッシュな雰囲気もあるかっこよさが気に入り、リリースアルバムは欠かさず買っています。
ジャケット
ジャケット表
ジャケット裏
レコード盤は通常の黒色で、180gのヘヴィーウェイトヴァイナル
レビュー
ド派手な何かや、サウンド面の変わったアプローチなど、特段何か変わったことをしているわけでもなく、初めて聴いた時は、ただ気だるさをまとっただけな感じがしましたが、佇まいや”特に変わったことはしていない”というところが、まさにロックンロールや多種多様な方向性のリセットと言えるところが、なんだか力を入れなくていいなと思い、気に入りました。
アルバムタイトルと同名の冒頭 # Is This It は、気だるさのなかに自然な佇まいがあり、力む必要もなく、気を使うこともないスタイルがあります。
ガレージロック、ポストパンクといった形容の多いバンドですが、この # Someday は、どこか懐かしさもあるようなトラックで、このアルバムで一番のお気に入りです。
総じてポストパンク的というよりも、ガレージロックの部類だと思いながら聴いていますが、何にしろかっこいいです。
何か変わったことをやっているわけではないですが、2000年代の新しい世代のアーティストであることは間違いなく、後に出てくる様々なロックバンドの系譜の基がここにあります。
他にも、# The Modern Age、# Barely Legal、# New York City Cops も好きですね。
テクニック云々ではなく、踊れるかどうかでもなく、どこかスタイリッシュなのにガレージロック。
ジャケットや歌詞についていろいろと話題もあったようですが、そういったことはもちろん気にせず、デビュー前のロックンロールリバイバルに対し、皮肉めいたアルバムタイトルも素敵だと思います。
(Is This It = これがそれ?)
トラックリスト
01. Is This It
02. The Modern Age
03. Soma
04. Barely Legal
05. Someday
06. Alone, Together
07. Last Nite
08. Hard to Explain
09. New York City Cops
10. Trying Your Luck
11. Take It or Leave It
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