【おすすめの洋楽（60’s ROCK）】Prophets, Seers And Sages, The Angels Of The Ages 神秘の覇者（1968）/ TYRANNOSAURUS REX
アルバム
ジャケット
アーティスト
TYRANNOSAURUS REX ティラノザウルス・レックス
アルバムタイトル
Prophets, Seers And Sages, The Angels Of The Ages 神秘の覇者
レビュー
いわゆるグラムロックの代表格として有名な、マーク・ボランを中心としたT.Rexというバンドの前身となる、ティラノザウルス・レックスという名前の”フォーク・バンドとしての”2ndアルバムです。
なかなか難しいフォークサウンドであり、もはや隠し切れないサイケデリアにまとわれたような、グラムロックとはあまりにもかけ離れたサウンドフォーメーションがあるように思います。
フォーク・バンドというよりも、なにか呪術的な雰囲気さえ感じてしまうアルバムです。
しかしながら、ある種細かくテクニカルなギター、ヴォーカリゼーション、リズムの絶妙な組み合わせが生み出しているグルーヴが、後の1970年にエレクトリック・ギターを導入したこ経緯にもあるのでは？と勝手に想像してしまいます。
難しいことに変わりないアルバムですが、原点ともいえるような時期があったからこそ、その後の姿があるという普遍性を再確認できました。
トラックリスト
01. Deboraarobed
02. Stacey Grove
03. Wind Quartets
04. Conesuala
05. Trelawny Lawn
06. Aznageel the Mage
07. The Friends
08. Salamanda Palaganda
09. Our Wonderful Brownskin Man
10. O Harley (The Saltimbanques)
11. Eastern Spell
12. The Travelling Tragition
13. Juniper Suction
14. Scenesof Dynasty