【CD】Shapes of Things: the Best of the Yardbirds (2010)/ THE YARDBIRDS
英国3大ギタリスト(エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック)を輩出したバンド、The Yardbirds(ザ・ヤードバーズ)のベスト盤です。
ベスト的な内容の編集盤という表現が正しいアルバムかもしれませんが、60年代のロックが好きな知人のすすめで、”このCDを買っておけばヤードバーズのだいたいは網羅している”とのことで買ってみました。
ジャケット、アイテム
レビュー
CD2枚組ということで、まずはディスク1から。
冒頭#「For Your Love」は、モッズのコンピレーションアルバムで聴いていたので知っていましたが、そもそもヤードバーズ自体を知らなかったこともあり、他の曲も知りませんでした。
# For Your Love
ただ、一通り聴くと、やはり60年代独特の雰囲気をまとっているので非常に良い印象を受けます。
#「Boom Boom」は、アメリカのブルースシンガーでギタリスト、ジョン・リー・フッカーの代表曲の一つですね。
ドクター・フィールグッドがカバーしたバージョンも良いのですが、ヤードバーズもいいですね。
そして、意外にも良かったのが、#「Jeff’s Boogie」です。
インストゥルメンタルですが、タイトル通りの素直なメロディが耳に馴染み、少し洒落たような雰囲気を醸し出します。
最終曲#「Too Much Monkey Business」は多くのアーティストがカバーしているので有名ですね。ライヴバージョンで、冒頭にMCも収録されています。
次にディスク2です。
#「I’m A Man」、これも有名ですね。イントロを聴いただけでわかる人がほとんどでしょう。某メジャー選手が出演していたCMをイメージする方も多いかもしれませんね。
個人的にオススメなのが、#「Stroll On」です。掻きむしるようなギターによって疾走感もあるメロディは、シンプルとも複雑ともいえないところに、純粋にかっこよさを私は感じられました。
どういった経緯でこういった編集盤が出来上がったのかわかりませんが、手っ取り早く、且つ安さに魅力があるCDですが、ヤードバーズの全体像を掴むには、このCDでは物足りないというか、情報があまりに無さすぎですね。
最初から集めてじっくりと楽しんでいきたい、という方には不向きかもしれませんが、私のようにとりあえず手っ取り早く聴いてみたいという方にはオススメできます
2枚組、1200円程度、しかも音も良い方だと思うので、お得感はありますね(笑)
トラックリスト
[Disc 1]
01. For Your Love
02. Heart Full of Soul
03. Evil Hearted You
04. Shapes of Things
05. A Certain Girl
06. I Wish You Would
07. I Ain’t Got You
08. Boom Boom
09. Good Morning Little School Girl
10. Talking Bout You
11. My Girl Sloopy
12. Jeff’s Boogie
13. Train Kept A-Rollin’
14. Here ‘Tis
15. Lost Women
16. Smokestack Lightning [Live]
17. Jeff’s Blues
18. Nazz Are Blue, The
19. Got to Hurry
20. Too Much Monkey Business
[Disc 2]
01. Over Under Sideways Down
02. Happenings Ten Years Time Ago
03. I’m a Man
04. Stroll On
05. Mister You’re a Better Man Than I
06. Still I’m Sad
07. Ever Since the World Began
08. Putty in Your Hands
09. What Do You Want
10. Rack My Mind
11. I’m Not Talking
12. I Ain’t Done Wrong
13. Psycho Daisies
14. I Can’t Make Your Way
15. Someone to Love
16. Mr Zero
17. Honey in Your Hips
18. Sweet Music
19. Steeled Blues
20. Louise [Live]
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