The All-American Rejects『Sandbox』(2026)レビュー: 懐かしさと新しさが交錯する、大人の遊び場

楽曲, 音楽

アルバム

ジャケット

アーティスト

The All-American Rejects ジ・オール・アメリカン・リジェクツ

アルバムタイトル

Sandbox

レビュー

ジ・オール・アメリカン・リジェクツのフルアルバム『Sandbox』は、前作から14年ぶりということもあり、ファン待望の一枚と言えるでしょう。

2000年代のパワー・ポップ/エモ・シーンを牽引し、多くの若者の心を掴んできた彼らが、この『Sandbox』でどのような進化を遂げ、あるいは原点回帰を果たしたのか。

その手触りは、懐かしさと新しさが絶妙にブレンドされた、大人の遊び場のような感覚ですね。

アルバムタイトル『Sandbox』が示唆するように、本作には彼らが音楽的な「遊び場」で自由に音を紡いでいるような、そんな開放感が満ち溢れています。

ボーカルであるタイソン・リッターのキャッチーなメロディセンスは健在で、メロディックなフックが随所に散りばめられています。

しかし、単なるポップさに留まらないのが、今の彼らです。例えば、「Easy Come, Easy Go」のような楽曲では、初期の衝動的なエネルギーを感じさせつつも、より洗練され、深みを増しています。

Easy Come, Easy Go

また、「Search Party!」や「Eggshell Tap Dancer」といった楽曲では、彼らがこれまで培ってきたロックのダイナミズムと、新たな音楽的探求が融合しているのが感じられます。

どうやらインディーズに移行して初のアルバムということらしく、より自由な表現を追求しているのかもしれませんね。

Search Party!

シーンに登場したばかりの彼らの楽曲には、若さゆえの葛藤や恋愛の痛み、そして未来への希望がストレートに描かれており、それが多くのリスナーの共感を呼んできました。

この『Sandbox』でも、その本質があるような、タイソン・リッターの歌詞は、より内省的で深みを増し、人生の機微を繊細に描き出しています。

しかし、その根底には、どんな困難があっても前向きに進もうとする、彼ららしいポジティブなメッセージが流れているように感じます。

『Sandbox』は、そんな彼らの「今」を凝縮した傑作でしょう。

あの頃を知る世代なら、あの青さを懐かしみながらも、今の彼らだからこそ鳴らせる円熟味と深みを感じさせるアルバムかなと思います。

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トラックリスト

01. Easy Come, Easy Go
02. Get This
03. Search Party!
04. Eggshell Tap Dancer
05. Green Isn’t Yellow
06. Sandbox
07. King Kong
08. Clothline
09. Lemonade
10. For Mama
11. Starting Back At Me
12. Search Party! (Live From Medium Sized Backyard)

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