【ライヴ】 The Strypes JAPAN TOUR 2017(梅田クラブクアトロ)
The Strypes(ザ・ストライプス)のライブに行ってきました。
急遽サポートアクトにDYGL(読み方がわかりません)という日本のアーティストが決まったとのことでした。
全く知らないアーティストで数曲のみでしか判断できませんが、最近のEDMのような系統ではなく、きちんと自分たちで音を鳴らしていたのが良いと思いました。
そしてオープニングアクトのプレイも終わり、ザ・ストライプスの登場です!
レビュー
バンドメンバーが二十歳そこそこということもあり、非常に元気な印象を受けたのと、日本を何度も訪れていることから、非常に慣れている感じがうかがえました。
実は会場に入る前、バンドメンバーが会場に入ろうとしているところを間近で見ることができました。
見たのはメンバー4人のうち、2人でしたが(ドラムと誰か)、意外にも小柄な感じと妙な芸能人オーラのようなものはなく、ある意味親近感のようなものが感じられました(笑)
さて、実際のライブは大いに盛り上がったのではないかと思います。
特にヴォーカルであるロスのハーモニカがかっこいいと思いましたし、ポール・ウェラーなど、他のアーティストの楽曲に参加しているリードギターのジョシュのプレイもかっこよかったですね。
オープニングは、最新作『Spitting Image』の冒頭を飾る#「Behind Closed Doors」です。
『Spitting Image』は、CDで聴くと少し大人しくなったようなイメージがありましたが、今回のライブで聴くと、しっかりと力強い印象に変わりました。
それだけ積み重ねている経験や技量が、感覚として伝わっているんだなと思っています。
1st、2ndからも、#「Eighty Four」、#「Get Into It」、#「Mystery Man」、#「What A Shame」、#「Scumbag City Blues」など、カバーでは#「Heart Of The City」も披露され、盛り上がるべきところでしっかりと盛り上がりました。
そして最後は#「Blue Collar Jane」で締め、会場とオーディエンスの熱量が最高潮でライブを終えました。
今後の作品への期待はもちろん、定期的に訪日してライブをしてもらいたいですね。
ダンスフロアやDJに頼ることなく、直球でロックンロールしているところにとても好感を持てます。
世代的に高校生や大学生が多かったのですが、おばあちゃんくらいの年齢の方も居たのにはびっくりしました。
持っておられたバッグにローリングストーンズのベロのロゴがあったのを見たので、好きなら年齢なんて関係ないなと改めて思いました。
そういえば、ステージ照明が暗転し、メンバーが登場する際に流れていた曲が、The Who(ザ・フー)の#「The Ox」(1st『My Generation』収録)だったことを、どれくらいの人が分かっていたんだろうと、ふと思いました(笑)
あと、終盤、ベースのヘッドがヴォーカルのロスのこめかみ(?)あたりにぶつかったように見えたのですが、大丈夫だったのでしょうか。。
『Snapshot』(国内盤)
『Snapshot』(import)
セットリスト
Nov.11.2017 at UMEDA CLUB QUATTRO
01. Behind Closed Doors
02. Easy Riding
03. I Don’t Wanna Know
04. (I Need a Break From) Holidays
05. Black Shades Over Red Eyes
06. Eighty Four
07. Grin And Bear It
08. A Different Kind Of Tension
09. Cruel Brunette
10. Get Into It
11. Angel Eyes
12. Great Expectations
13. Mystery Man
14. What A Shame
15. Still Gonna Drive You Home
16. Scumbag City Blues
17. Heart Of The City
18. Blue Collar Jane
Support act DYGL
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