ワイヤレスイヤホン MAVIN「Air-X」を使った感想
人生初となるワイヤレスイヤホン MAVIN「Air-X」を使って1年半程度が経ちました。
使用感、感想などを書いてみます。
総評
私が使用している環境の99%は移動中で、イコライザ調整やノイズキャンセリング機能を求めずということであれば、過去記事で書いたように、このワイヤレスイヤホンは初心者におすすめだと思います。
徒歩、自動車、電車、バスといった移動中は、雑音が入って当然であり、必ずノイズキャンセリング機能が欲しいんだというわけではないので、私のような感覚であれば十分良かったものだと言えるでしょう。
私の利用環境
移動中に使用しているといことで、最初の頃はDAP(ソニーのウォークマン NW-A46HN [32GB])を使用していましたが、取り込み曲数がいっぱいになってしまうのはもちろん、Spotifyにプレミアム登録して、スマホで再生して聴くようになりました。
「ワイヤレスイヤホン」と「スマホ」のみで、ポータブルヘッドホンアンプ等のオプション的な機器は使っていません。
ちなみにスマホは、「Xperia XZ」 → 「Google Pixel 3a」(現在)という利用歴です。
音質
基本的に音質を聴き分ける能力に関しては鈍感ですが、おかしなノイズ、こもった感じ、スカスカな感じもおそらくしていないだろうと思います。
“サー”といった音や、”ジー”といった音であればさすがに気づきますが、そういったおかしな部分はありません。
イコライザを調整する機能はワイヤレスイヤホン自体にはないので、本体のスマホ側で調整すると変化しますが、機種や相性によっては予期しない動作をする可能性も否定できないのではと思います。
「Google Pixel 3a」とは相性の問題は無いでしょう。
装着感
イヤーピースはもちろんですが、スポーツスタビライザーというスポーツ時に装着が推奨されるシリコン素材の付属品も付けて聴いていますが、不満はなく耳に支障をきたすことも今のところありません。
スポーツスタビライザー無しでもフィットしますが、付けていることでより密着感があるのが良いですね。
装着時、いかに負担を感じないかという点は重要ではないかと思います。
試せる環境があるなら、試して判断した方がいいと思います。
接続
ワイヤレス故に途切れやすさはどうかといったことも気になります。
Qualcomm社 TrueWireless Stereo Plus技術というものを採用していて、通信の安定感が売りだととらえています。
基本的には途切れず安定しており、快適に使えています。安定接続です。
しかし、多くの人が行き交う駅や混雑した中では、若干ブツブツとなることがあります。
これはもう仕方がないことだと購入前から思っていましたが、そんな状況においても完全に切れてしまったことはありません。
スマホとの相性にも関係するかもしれませんが、今のところ問題ありません。
そういえば、以前選挙期間中に拡声器の前を通った際に、ビリビリ(ジリジリ?)といった干渉を受けたように思いました。
拡声器などの大きな音が鳴る前はあまり通らない方がいいかもしれませんね(笑)
電池の持ち
モバイル機器においてつきまとう課題の一つに、電池の持ちがどうなのかということがあると思いますが、このイヤホンは十分持つ方ではないでしょうか。
記載されている電力仕様は次のようになっています。
使用時間 (イヤホン):up to 10 hours
使用時間 (充電ケース弁用):up to 50 hours
快速充電:10 marginates CNG for 1-hour play
充電時間:2 hours
理論上の値だとしても、頻繁に充電することはないように思います。
その他
残念ながら、良いとは思えないところも書いおきます。
音量調節
過去記事にも書きましたが、音量調節がもう少し細かくできればというのはあります。
しかし、これはスマホ側でどうにか調整しているので、めちゃくちゃ困っているということはありません。
どうしてもイヤホン側で細かな調整がしたいということであれば他の製品を選択するのがいいと思います。
Micro USB Micro-B
充電ケーブルがタイプBではなくタイプCが良かったですかね。
徐々にタイプCへ統一されていっているので、今ではほとんどがタイプCの差込口に対応したものになっていると思います。
しかし、状況的に購入して2年も経っていないのに統一されていくという変化が速いですね。
変換アダプタ等を駆使して対応していこうと思います。
様子見なところ
良いか良くないかの問題とは別だと思うこともあります。
様子見ですね。
イヤーピース
シリコンのイヤーピースが気持ち少々柔らかくなってきたかなと感じます。
もともと柔らかめなのかな?というのもありますが、時折ポロっと取れてしまうことがあり、いつか無くすんじゃないかと少々心配しています。
しかし、これは使用頻度にもよるものかもしれませんし、本当に稀に取れるくらいです。
予備としてもう1ペアあるので、無くなってしまったら一応対処は可能な状況です。
操作音
音量調節は1回押し(左側下げ:右側上げ)で、私がよく使うのが次の曲へ飛ばす2回連続押し(左側曲戻し:右側曲送り)です。
この操作時のカチッという音が少しうるさいと感じていましたが、使っていくうちにまぁまぁ慣れたようにも思います。
これは気にする人は気にするのではないでしょうか。
かといって、タッチ形式だと押した感じがしないと思ってしまうかもしれません。
難しいところですね。
進化版?!「Air-XR」
このMAVINというメーカーについて詳しいことはわからないのですが、新しい製品でもリリースしていないかな~と思って何気なく調べてみると、進化版?と言えそうな「Air-XR」を発表していました。
USB充電モデルとワイヤレス充電モデルの2タイプです。
USB充電モデル
ワイヤレス充電モデル
違い
私の持っているタイプとの違いは何なのでしょうか。
見た目でいえば、ケースが細長い感じになっており、イヤホン本体も見た目少し変わった感じがしますね。
違いは次のようになっています。
項目:Air-XR(Air-x)
重さ(片耳):3.8g(5g)
操作:タッチ(ボタン)
連続再生時間(ケース併用):30時間(50時間)
急速充電(充電/再生):15分/2時間(10分/1時間)
全てが進化したというわけではありませんが、私が気にしていた操作についてはタッチ形式になっていますね。
手元に無いのでなんとも言えませんが、実際触ってみたいですね。
ケース併用の連続再生時間は20時間も減っていますが、それほどの時間が必要ないと判断したのか、軽量化等による影響が生じたのか、どうなんでしょうね。
まぁ20時間減ったとはいえ、30時間でも十分な連続再生時間ではないでしょうか。
イヤホンのみの連続再生時間は10時間、スポーツ仕様の防水はIPX6、コーデックはapt-X/ AAC/SBC、周波数帯域は20Hz~20kHz、スピーカードライバーは6φ / 16 ohm / Extra Bass、両耳通話可能、といったところは同じです。
しかし、割とコンパクトになっているみたいですね。
なお、ワイヤレス充電対応モデルはUSB充電にも対応しているようです。ただし、またしてもタイプCではないのが少々残念なところかもしれません。
実物を見ていませんが、Air-XRが出た時点でワイヤレスイヤホンを持っていなければ、Air-XRを買っていたかもしれませんね。
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