【おすすめの洋楽】WEEZERの春夏秋冬4部作

楽曲, 音楽

アルバム

WEEZER SZNZ Spring Summer Autumn Winter

春 SZNZ: Spring 夏 SZNZ: Summer
秋 SZNZ: Autumn 冬 SZNZ: Winter

アーティスト

Weezer ウィーザー

[春] SZNZ: Spring

ジャケット

レビュー

米国のロックバンド、ウィーザーによる各季節4部作となるアルバム、まずは春のアルバム『SZNZ: Spring』です。

A Little Bit Of Love
 

ヴィヴァルディの協奏曲である四季のインスピレーションと、魔法、シェイクスピア、異教徒の神話等の影響を強く受けた作品ということで、ヴィヴァルディや四季を知らずとも、冒頭のOpening Nightは聴いたことがあるメロディではないでしょうか。

ヴィヴァルディ:四季
 

Opening Nightに歌詞を乗せ、全体としてもウィーザーらしいロックのテイストが織りなすこの”春”は、個人的に感じる春にも通ずるものがあるかなという感覚です。

トラックリスト

01. Opening Night
02. Angels On Vacation
03. A Little Bit Of Love
04. The Garden Of Eden
05. The Sounds Of Drums
06. All This Love
07. Wild At Heart

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[夏] SZNZ: Summer

ジャケット

レビュー

続いては夏のアルバム『SZNZ: Summer』です。

Records
 

ジャケットは炎を描くものになっていますが、夏のテイストというより、熱い意味でのウィーザーテイストが特にRecordsではさく裂しているように思います。

後半になるにつれ、ハードロックテイストが増しているようにも感じます。ヴィヴァルディの四季においても、激しいところがあったように思います。

トラックリスト

01. Lawn Chair
02. Records
03. Blue Like Jazz
04. The Opposite of Me
05. What’s the Good of Being Good
06. Cuomoville
07. Thank You and Good Night

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[秋] SZNZ: Autumn

ジャケット

レビュー

続いては秋のアルバム『SZNZ: Autumn』です。

What Happens After You
 

この秋アルバムはロック・ダンスという方向性となっているようですが、個人的にはあまりそれは感じられないし、もはや秋のテイストもよくわからなくなってきたように最初は感じました。

ただ、この時点で自分が試していたのは、ヴィヴァルディの四季と交互にこの秋アルバムを聴くと、少し聴こえ方が違うかも?と思いました。うまく説明できませんが、不思議な感覚になりましたね。

トラックリスト

01. Can’t Dance, Don’t Ask Me
02. Get Off on the Pain
03. What Happens After You?
04. Francesca
05. Should She Stay or Should She Go
06. Tastes Like Pain
07. Run, Raven, Run

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[冬] SZNZ: Winter

ジャケット

レビュー

最後は冬のアルバム『SZNZ: Winter』です。

I Want a Dog
 

冒頭のI Want a Dogはまさにウィーザーなのでは?な楽曲だと思いましたが、Dark Enough to See the Starsもウィーザー節というのか、味が出てますね。

Dark Enough to See the Stars
 

1枚あたり7曲、一通りの四季=4枚を一気に聴くのはそれほど疲れ過ぎず、どのアルバムであろうと、季節であろうと、ウィーザーはウィーザーなんだなと改めて確認できたかなと思います。

トラックリスト

01. I Want a Dog
02. Iambic Pentameter
03. Basketball
04. Sheraton Commander
05. Dark Enough to See the Stars
06. The One That Got Away
07. The Deep and Dreamless Sleep

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まとめ

ヴィヴァルディの四季のインスピレーション、魔法、シェイクスピア、異教徒の神話等の影響を受けたというウィーザーの四季は一応一気に聴けましたが、これは本当にただ”聴いただけ”で、歌詞はほぼ確認せずの状態です。

故に、聴いてただ良かったか悪かったか程度のあいまいな感覚しか持ち合わせていないので、ヴィヴァルディの音楽、シェイクスピアの物語、そしてウィーザーそのものの情報を探求することで、より深い考察ができそうですが、私には無理ですね。

誰にも分らない自分の感覚で、これからも楽しんでいこうと思います。