【おすすめの洋楽】Definitely Maybe(1994)/ OASIS
先日、リアムの単独ライブがありましたが、改めてリアムが世に出てきたOasis(オアシス)のデビューアルバム『Definitely Maybe』を確認します。
およそ24年が経った今(2018年)でも最高にかっこいいままですね。
ジャケット
レビュー
純正ブリティッシュ・ロック・バンド、Oasis(オアシス)のデビューアルバムです。
ロックリスナーにとって、ノエルとリアムのギャラガー兄弟を中心としたバンドであるオアシスは説明不要でしょう。
また、このアルバムのエピソード等も腐るほど語り継がれていますが、何にしろ最高のロックアルバムということに変わりはありません。90年代、所謂ブリットポップ世代の代表格であり、ロック史で避けては通れない、ホンモノの名盤です。
冒頭「Rock’n Roll Star」で、”今夜俺はロックンロールスターだ”と歌う姿は、歌詞そのままの堂々とした佇まいとハッタリではない威勢があります。
決してキーが高く、音域の幅が広いわけではないが、”ロックンロールの声”を持っており、スタジアムで歌うべくして生まれてきたのかと思うほどです。
「Shakermaker」はアルバムからの2ndシングル、ちょっとしたアンニュイ感があるのが良いです。
そして「Live Forever」は、本アルバムの中で一番お気に入りのトラックで、”刹那”があるように思います。
おかしなもので、ロックンロールのイメージにある生き様は、すぐ近くにある死、つまり隣り合わせの一連の事象とも思えます。しかしそれとは対照的な内容で、生きていたいと歌っているようで、一瞬一瞬を生きる欲求よりも、この先を少なからず見据えて生きていくんだという欲求に感じます。
「Supersonic」はデビューシングルですが、本国チャートでは31位にとどまっています。以外にもデビュー初期の初期は華やかではなかったという印象ですが、後に及ぼす多大な影響を秘めていたからなのかもしれません。
アップテンポな「Bring It On Down」、続く「Cigarettes & Alcohol」、「Digsy’s Dinners」の荒削り感も含め、当時のオーディエンスがどれだけ盛り上がったんだろうかと考えるとわくわくしますね。
「Slide Away」の歌詞の内容はラブソングで、「Married With Children」は、ノエルが当時の恋人から言われた内容だそうで、どちらも人間関係の模様が描かれているのは意外な感じがします(笑)ユニークな情景を思い浮かべることもできますが、”あなたの音楽はうるさすぎる 眠れやしない”という内容(「Married With Children」)でもあるそうです(笑)
しかし、ウィキペディアでは全く逆の説明になっているので、私が雑誌で見た内容とどちらが本当なのでしょうか。まぁどちらも間違っている可能性もあるところが面白くもありますが(笑)
なお、続くセカンドアルバムでは更なる高みへと達することになりますが、このデビューアルバムについては、完璧じゃないところが完璧なのかもしれない、最高のデビューアルバムでしょう。
トラックリスト
01. Rock ‘n’ Roll Star
02. Shakermaker
03. Live Forever
04. Up in the Sky
05. Columbia
06. Supersonic
07. Bring It on Down
08. Cigarettes & Alcohol
09. Digsy’s Dinner
10. Slide Away
11. Married with Children
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません