【おすすめの洋楽】Rock’n’roll Baby(2019)/ WOLFMOTHER
Wolfmother(ウルフマザー)は、爆音で聴いて心底スカッとできる現代において数少ないロックバンドだと思います。
ハードロックといった系統はあまり聴かない方ですが、オーストラリアというとAC/DC、The Living End、The Vines、Jet、Tame Impalaなど、人気、実力派のアーティストが多数います。
ジャケット
レビュー
見逃していたというか、聴き逃していた重要なアーティストでしたが、極太のロックサウンドは健在で、ズッシリと腰を据えつつも、ロックンロールをしっかりと鳴らしています。
今作は5作目(だと思います)で、思えばデビューアルバム収録の「Love Train」がアップルのCMで使われていた頃から考えると順調なリリースなのかと思っていましたが、途中で解散もしていたようですね。
しかし、2019年に今作がリリースされているということは、再結成したということなのか、調べても彼らの歩みは、はっきりとはわかりません。
ただ、ここ数年突出したギターバンドが出ていないぶん、ある意味支えの一つとしてシーンに居ることに価値があると思っています。
アルバム全体は純粋な(ハード)ロックだと思います。このまま長くロックしてほしいですね。
ハードロックというと正直ムサい印象が強かったのですが、個人的な肌感としては、ウルフマザーは受け入れられます(笑)。
昨今のロック市場は悔しいくらい下火となっている感じは否めませんが、しっかりと探せばこういった極太で骨のあるバンドはいます。
逆に言えば、相当探さなければ見つけられないことでもあるので、なかなかロックが難しい時代になってきたということでしょう。
トラックリスト
01. Higher
02. Rock’n’roll Survivor
03. Hot Night
04. Kick Ass
05. Spanish Rose
06. Freedom Is Mine
07. Special Lady
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