Weezer『Weezer (The Gold Album)』(2026)レビュー:黄金の輝きを放つ、不屈のパワー・ポップと新たな連帯

楽曲, 音楽

アルバム

ジャケット

アーティスト

Weezer ウィーザー

アルバムタイトル

Weezer (The Gold Album)

レビュー

ウィーザーがセルフタイトル・シリーズに新たな「色」を加えましたね。

新作は『ゴールド』です。

ブルー、グリーンと色彩を提示してきた彼らが「ゴールド」を選んだこと、セルフタイトルにすることにあまり意味は無いらしいのですが、オーディエンスとしては楽しみな一枚として期待しますね。

幕開けの「Say Yes」、リヴァース・クオモ節全開のメロディと重厚なギターサウンドがあり、特徴としてはバンド史上最も「協力的」な制作プロセスがあるようにも思います。

メンバー全員が制作に関わり、それぞれの個性が黄金色の光となって溶け合っているようにも感じ、特にパトリック・ウィルソンの楽曲が復活したことで、『ピンカートン』時代を彷彿とさせる歪で人間臭いエネルギーが宿っているようにも感じます。

「Shine Again」の高揚感や、ウェンズデイをフィーチャーした「We Might as Well Be Strangers」の叙情的なアンサンブル。

We Might as Well Be Strangers

これらは、彼らが2020年代のインディー・シーンとも共鳴し、音楽を更新し続けていることを物語っていますね。

特に「C.E.O.」や「Nowhere」で見せる皮肉とユーモアは、洋楽ロック愛好家にとって心地よい刺激を与えてくれるでしょう。

C.E.O.

歌詞についても、加齢や社会への違和感、音楽への愛をストレートに切り取り、心に深く刺さります。

歌声は少年のように無邪気で、大人の深みも湛えて日常に寄り添ってくれ、黄金色のサウンドは「泣き」の要素を残しつつ、より力強く未来への希望を感じさせる輝きを放っています。

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トラックリスト

01. Say Yes
02. Shine Agaon
03. Don’t Make It Weird
04. We Might as Well Be Strangers (ft. Wednesday)
05. C.E.O.
06. Hoops
07. Nowhere
08. The Shoow Must Go On
09. Up In The Clouds
10. The LA Sound

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