【おすすめの洋楽】Hackney Diamonds(2023)/ THE ROLLING STONES

2023年10月21日楽曲, 音楽

アルバム

ジャケット

アーティスト

THE ROLLING STONES ザ・ローリング・ストーンズ

アルバムタイトル

Hackney Diamonds

レビュー

ザ・ローリング・ストーンズの18年ぶり、ドラマーのチャーリー・ワッツが2021年に亡くなってからは初となるスタジオアルバム『Hackney Diamonds』がリリースされました。

「Angry」を筆頭に、レディー・ガガとスティービー・ワンダーがフィーチャリングされた「Sweet Sounds Of Heaven」など公開されていたトラックを含めて、全12曲が収録されています。

まず、内容がどうのこうのという前に、ストーンズが”動いている”ということに安心感とわくわく感が心の中で同居することに、生きていてよかったと感じている自分がいます。

ストーンズはもはやレジェンドもレジェンド、ロック史というか音楽史における最重要アーティストでもあり、老いるという避けては通れない中を誰しもが同時進行している中で、なかなか貴重な時代(タイミング)に自分も居るんだということに感慨深さがあります。

Angry

内容の云々は長年のストーンズファンにお任せするとして、単に洋楽ロックリスナーとしてこのアルバムは十分に楽しめるロックンロールでしょう。

というより、意外にもハードな印象を受けたアルバムで、年齢など関係が無いと言いたいところではあるが、平均年齢が80歳近いレジェンドバンドがここまでパワフルでいられてプレイしているのかと思うと信じられないですね。

ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、スティービーワンダーやレディー・ガガといったビッグネームがフィーチャリングされたトラックもありますが、それぞれ特徴はありつつも、あくまでストーンズとしての歴史に刻み込まれた傑作ではないでしょうか。

Sweet Sounds Of Heaven (feat. Lady Gaga & Stevie Wonder)

また、「Tell Me Straight」はミック・ジャガーではなく、キース・リチャーズがヴォーカルをとっていますが、これもかっこいいです。

ラストのトラックは、シカゴブルースの巨匠、マディ・ウォーターズのカバーになるのでしょうか。あまり詳しくはわからないのですが、これぞストーンズな激渋トラックで締めくくられています。

昨今のさまざまな影響も関係しているかもしれませんが、チケットの高騰も気になりつつ、来日公演を期待する方も多いのではないでしょうか。

世界最高バンドの一つであるザ・ローリング・ストーンズ、一度は拝見したいですね。

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輸入盤CD import CD

レコード盤 Record LP

トラックリスト

01. Angry
02. Get Close (feat. Elton John)
03. Depending On You
04. Bite My Head Off (feat. Paul McCartney)
05. Whole Wide Worls
06. Dreamy Skies
07. Mess It Up
08. Live By The Sword (feat. Elton John)
09. Driving Me Too Hard
10. Tell Me Straight
11. Sweet Sounds Of Heaven (feat. Lady Gaga & Stevie Wonder)
12. Rolling Stone Blues

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