【おすすめの洋楽】Rock(2003)/ PLEYMO
ジャンルとしてあまり得意ではないメタルと言われてる、ジャパニメーションなるものが好きな親日家フランス産ロック・バンド、Pleymo(プレイモ)ですが、かっこいい、オシャレだと感じれば、それはもう聴くしかないでしょう。
ジャケット
レビュー
個人的には、フランスにロックバンド?という印象でしたが、そのサウンドはメタル、へヴィ・ロック、ミクスチャーを応用し、決して野太いとっつきにくヴォーカルではないのが良いです。
そんな彼らのサードアルバム『Rock』は、盲目の二重人格少年が、ロックの視点で見た世界を描くコンセプト・アルバムということで、なかなかユニークな発想です。
ジャケットデザインもバンドのフロントマンが手掛けているのだそう。
アメリカで賑わっていた、ミクスチャー・へヴィ・ロックが日本やヨーロッパなどに飛び火し、このバンドもその影響が伺えます。
本人たちが否定しても、その空気は決して単なるマネごとではないのもまた魅力です。
ファースト、セカンドは聴いていないので評価はできないのですが、ラップに不向きとされるフランス語で歌うところが、もはや注目せざるをえないです。
今作はメロディ重視といったところかもしれませんが、へヴィネスとラウドの重厚感がしっかりと感じられます。
まるで映画の序章のようにはじまる冒頭の「Le voyage de Rock」に続き、DJのスクラッチから駆け上がるようにうねるベースラインで爆発する本作メインシングルであろう「Rock」はかっこいいですね。
引き合いに出されるバンドはすぐに想像しやすいかもしれませんが、こういったものをフランスという国でやっていることが個人的には意表を突いた感じがして好きですね。
2007年に活動休止し、2017年から活動しているようです。
トラックリスト
01. Intro : le voyage de Rock
02. Rock
03. 1977
04. Divine excuse
05. L’insolent
06. Modaddiction
07. Sommes-nous?
08. Zorro
09. Polyester môme
10. Une vie de détail
11. Chérubin
12. Anemia
13. Kongen
14. Laugh Calvin
15. Lié
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