コールドプレイの新作に備え、過去作を再聴。『Mylo Xyloto』編
通算5作目となる『Mylo Xyloto』は、個人的には大きくエレクトロチックな面に向いたアルバムのイメージがあります。
2011年リリースということで、時代的にもベクトルとしては合っていて、デビューからアルバム5作品連続で初登場1位を獲得したバンドグループとしても記録されています。(ビートルズ、オアシスに次ぐ)
ジャケット
レビュー
煌びやか、というのが最初の印象です。
リードシングル「Every Teardrop Is a Waterfall」のミュージックビデオのビジュアル的な面に加え、このときのコールドプレイのパフォーマンス的にかなり調子が良かったのではないかと思われます。
また、全体を通してポップ感が前作以前のものより増しており、聴きやすさの面でも人気を博す要因になったのではないかと思われます。
「Hurts Like Heaven」「Paradise」「Charlie Brown」、この流れはいいですね。
そして、「Princess Of China」は、女性シンガーであるリアーナとの共演ですね。
コールドプレイのみならず、多くのアーティストが他のアーティストとコラボしていますが、これも時代的な流れが大きく影響していると思われます。
この時期の前後くらいから、心なしか多くのアーティストのコラボが増えていったように思います。
「Up In Flames」もいい曲です。
煌びやか、そしてカラフルさをまといつつも、あからさまに突き抜けたような明るさ一辺倒で締めくくるのではなく、希望が待っていることを美しいメロディに乗せて終演となっています。
なお、「Every Teardrop Is A Waterfall 一粒の涙は滝のごとく」は、グラミー賞にノミネートされました。
そういったこともあり、前作に続く今作もかなりの調子の良さが覗えるものとなりました。
トラックリスト
01. Mylo Xyloto
02. Hurts Like Heaven
03. Paradise
04. Charlie Brown
05. Us Against The World
06. M.M.I.X.
07. Every Teardrop Is A Waterfall 一粒の涙は滝のごとく
08. Major Minus
09. U.F.O.
10. Princess Of China
11. Up In Flames
12. A Hopeful Transmission
13. Don’t Let It Break Your Heart
14. Up With The Birds
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