【おすすめの洋楽】Rough And Rowdy Ways(2020)/ BOB DYLAN
中止になってしまいましたが、ディランの来日公演の感覚に浸っていたであろうこの時期、あらゆるイベントが通常通りに開催されていない状況からして、まだまだ困難は続きそうですね。
そのボブ・ディランの新しいアルバム『Rough And Rowdy Ways』を聴きました。
ジャケット
レビュー
伝説過ぎるほど何をどうとらえるべきなのか、逆によくわからなくなってくるアーティストの一人でもあるボブ・ディランの新しいアルバムは、以前記事にしたシングル「Murder Most Foul」「I Contain Multitudes」も含まれています。
基本的にブルースっぽいトラックが並び、ゆったりとしたテンポです。
ディランの独特な唸るような歌い方、かすれ気味の声が、渋いだのなんだのだけでは表せられない、丁寧に作られている印象です。
「Goodbye Jimmy Reed」「Crossing The Rubicon」のような、王道なメロディーがまたいいですね。
ただ、ディランクラスになると、やはり気になるのは歌詞です。
まぁ翻訳されたところで真意やイマジネーションが自分の中でうまく形作られていく気はしませんが、それだけ期待したくなる気持ちもあります。
とはいえ、やはりディランは難しいですね。
王道といってもいわゆる聴きなれたメロディラインではない、語り口調のような進行に慣れているかどうかといった面もあります。
1曲1曲が時間が長い曲がが多く、聴くのに体力が必要です(笑)
トラックリスト
disc 1
01. I Contain Multitudes
02. False Prophet
03. My Own Version Of You
04. I’ve Made Up My Mind To Give Myself To You
05. Black Rider
06. Goodbye Jimmy Reed
07. Mother Of Muses
08. Crossing The Rubicon
09. Key West (Philosopher Pirate)
disc 2
01. Murder Most Foul
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