【おすすめの洋楽】Everything At Once(2016)/ TRAVIS
トラヴィス祭り、一応2020年1月時点での最新アルバム『Everything At Once』で最後となります。
このアルバムは、いわゆるトラヴィス節もあり、親しみやすいポップな印象も感じる。
ジャケット
レビュー
まず、トラヴィスにしては派手目なジャケットだなぁというのが印象で、その印象を具現化したかのような(というかしてる?)ミュージックビデオ「Magnificent Time」のポップで明るい感じが最高です。
緩い感じで踊るメンバーそれぞれ、いい具合に肩の力を抜いています(笑)
アルバム冒頭を飾る「What Will Come」は聴き入りやすいテンポとメロディがあります。
ダークではなく、爽やかすぎず、バランスの良さを感じられる1曲目です。
「Animals」はポップソング的ロックで、余計なクセが無いのがいいですね。
そして「3 Miles High」ですが、これぞトラヴィス的良心とでもいうのか、これぞトラヴィスなトラックです。
3分にも満たないトラックですが、これほどのメロディセンスやクオリティの高さは、さすがトラヴィスと言わざるを得ません。
トラヴィスがゲストヴォーカルやフィーチャリングするイメージはあまりないのですが、「3 Miles High」のバック・ヴォーカルに、ノルウェーのシンガー、オーロラが参加していて、「Idlewild」には、英シンガー・ソングライターのジョゼフィーン・オニヤーマという方がフィーチャリングされています。
オーロラ、ジョゼフィーン・オニヤーマの両名とも聞いたことがないのですが、これはこれで味が出ています。
アルバムタイトル同名「Everything At Once」のトラヴィスにしては珍しいアプローチ、現代人が携帯電話などのモバイルに憑りつかれているさまを歌った「Radio Song」などもいいですよ。
トラヴィス的バラエティに富んだ素晴らしいアルバムです。
トラックリスト
01. What Will Come
02. Magnificent Time
03. Radio Song
04. Paralysed
05. Animals
06. Everything At Once
07. 3 Miles High
08. All Of The Places
09. Idlewild
10. Strangers On A Train
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